木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
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2018/07/16(月) 09:30 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 136 シンディ・ローパー | 90 |
2018年7月16日
おはようございます。木村タカヒロです。
昨日の「今日の一曲」は
シンディローパーでしたが、
シンディローパーといえば、10年くらい前に、
サマーソニックの企画で
ライブペインティングをやった際に、
たまたま僕が絵を描いてるところの隣の会場で
シンディローパーがライブをやるというので、
観にいきました。
会場に入り周りの客の様子を見ると、
シンディ見たさに来たというよりも、
たまたま時間が合ったとか、
付近に居合わせたというような
若い人たちが多かった。
しばらくしてシンディが登場し、
歌いだしたが、会場のみんなは
「誰だろう?」という感じで、
ノリもイマイチだった。
僕は「世代が違うのだなあ」と
少し寂しい気持ちになりつつも、
小さな会場ゆえ至近距離で
シンディを見られて喜んでいた。
「ハイスクールはダンステリア」や
「タイムアフタータイム」など、
往年のヒット曲を懐かしんで聴いていたが、
だんだんとその懐かしさは吹き飛び、
いま目の前にいるシンディの
存在に圧倒されていった。
はじめはぼんやりと眺めていた
若いオーディエンスたちが、
だんだんと真顔になり、
ステージのシンディに釘付けになる様子が
手に取るようにわかった。
かつてシンディを武道館で観た僕としては、
メインステージではなく、
こんなに小さな、テントのような会場に
押しやったサマソニに対して、
少しばかり怒りの感情もあったりして、
憤慨したシンディは
手を抜くかもしれないと思ったが、
まったくの杞憂であった。
もう、プロ中のプロ。
かっこよすぎ!
「あなたたち、期待してないでしょ?見てらっしゃい」
と言わんばかりの圧倒的なパフォーマンス。
もうけっこうな年齢だったと思うが、
歌声はパワフル、ダンスはキレキレ、
そして超絶チャーミング。
ライブが終わると、僕の隣にいた、
「とりあえず、観てみよっか」
という態度だった若い女の子が、
「なにこれ、やばい、やばい」と
つぶやきながら泣いていた。
周りを見渡すと、同じように、
放心状態で涙を流している人が大勢いた。
「すごいものを見てしまった」
というかんじだった。
そのときのライブペインティング風景。
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■木村セレクト今日の一曲☆
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『街が泣いてた』伊丹哲也 & Side By Side
https://youtu.be/a3azCllaFVs
こんな声に生まれたかった
良い一日を!
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