木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
---|---|---|
2018/08/20(月) 10:00 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 171 代打木村29才(1994) | 92 |
2018年8月20日
おはようございます。木村タカヒロです。
昨日は大泉学園で快画塾をやりました。
そのあと近所の美味しいとんかつ屋で
ビールととんかつを頂きました。
またひとつ、肥えた。
というわけで(もないが)、
今日は代打です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1994年
9月30日
無我夢中。
一番大切なのはこれだ。
我を無くして夢の中へ行ってしまえばこっちのものだ。
すべてうまく行く。
問題はどうやってそこに到達するかだ。
夢の中に行くためのテクニック。
これがとっても難しい。
行こうとすると行けない。
行ったつもりは頭での解釈。
絵を描き続けることはとても大変だ。
中途半端じゃやっていけない。
創造の世界にどんどん入ってゆくことだ。
創造の世界にどっぷりつかるのは大変だ。
入りかけたところで「現実」という避けてはならぬものに引き戻される。
「現実」というのは具体的に言うと、
普通に生活するということ。
家族を養うということ。
そのために稼ぐということ。
稼ぐためにはのほほんと好きな絵だけを描いていてはだめだということ。
さあどうする。
もしパトロンがついて
「一生好きな絵だけ描いてよい。生活のことは心配するな」
と言われたらどうする。
いいなあ。
でもそれですごい絵が描けるという保証はない。
本物になれる保証はない。
結局このままがんばるしかないのだ。
「現実の世界」と「創造の世界」を行ったり来たりしながら、
引き戻されて、カムバックするエネルギーが重要なのだ。
創造の世界に入ろうとするエネルギー。
10月4日
今年から妻と一緒にはじめた10年日記だが、
ここ数カ月ほとんど何も書いていない。
なんだか書き留めておきたいことがないのだ。
というより書くスペースが少なすぎるのかもしれない。
その日の出来事しか書けない。
しかし変った出来事などない。
毎日だいたい同じことの繰り返し。
ほんとうは出来事+ほんのちょっと感じたことを書けばよいのだろうけど、
俺の場合は考えたことを書こうとするとヘビーになってしまう。
たくさんスペースがないと足りなくなる。
なんて言ってるうちに、ホラ、もうこんなに。
10月17日
描けない。
キャンバスの前に立っても手が動かない。
気合いは充分だった。
けど描けない。
どうしたらいいのだろう。
好きなことができない。
できる環境にあるのにできない。
本当に好きなのか。
何で好きなのか。
難しいから、苦しいから好きなのか。
だから挑戦する価値があるのだろう。
いま描けないということは、それに立ち向かうエネルギーがないということだ。
どうしようもない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■木村セレクト今日の一曲☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『All Out Of Love』Air Supply
https://youtu.be/JWdZEumNRmI
夏の終わりっぽい。
良い一日を!
====================
バックナンバーはこちら。
http://lastly-ex.com/bkn42581/tkdiary/
メルマガ登録・解除はこちらから。
https://maroon-ex.jp/fx42581/weYe26
■木村創作通信メルマガ
https://maroon-ex.jp/fx42581/etYHyx
■木村タカヒロHP
http://www.faceful.org/
■キムスネイクHP
http://www.kimsnake.jp/
■木村創作教室HP
http://flyingdragon.me/