木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
---|---|---|
2018/04/16(月) 10:00 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 45 へんてこダンスのスイッチを押す | 83 |
2018年4月16日
おはようございます。木村タカヒロです。
昨日の長嶋茂雄伝説のYOUTUBE動画、
メールに埋め込んだのですが、
反映されていなかったようなので、
リンクをはっておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=VRxJmFNnHG0
長嶋の何がいいって、
やっぱりあの明るさなんだよね。
明るい人を見てると、
こっちまで明るい気持ちになるよね。
自分も明るい人になって、
周りの人を笑わせたり、楽しい気持ちにさせたい、
なんて思うこと、あるよね?
でも、自分は暗い性格だしなあ、
面白いギャグとか、言えないしなあ、
なんて、諦めてしまうこと、あるよね?
じつは僕もそうなんだ。
みんなで楽しくワイワイやっているときも、
その輪に入れず一人蚊帳の外。しかも真顔。
僕に気づいた人は言う。
「どうしてそんなにツマらなそうな顔してるの?
こっちまでツマらなくなってくる」
とか、
人を笑わせようと思って渾身のギャグを放つも、
ウケないと「え、何故この面白さがわからない?」
と逆ギレ。
とか、
長嶋の足元にも及ばない……悲。
いまでもなんとなく記憶に残っているのだけど、
僕がまだ幼稚園児の頃に、
母が盲腸の手術かなんかで入院したことがあってね、
僕は見舞いに行くたびに、
母の前でへんてこなダンスを踊っていたんだ。
術後の母はいつも大笑いしながら、
「わははは〜お願い〜もうやめて〜お腹がいたい」と
懇願するのだけど、僕のダンスは止まらない。
たぶん、お腹がよじれるくらい面白かったんだろうね。
それで、盲腸がよじれて痛かったのかもしれない笑。
いま思うと、たかひろ少年は、
不安でたまらなかったんだろうね。
母が死んでしまうんじゃないかって。
子供は誇大妄想家だからね。
それで子供心に、
母を笑わせて、元気づけることによって、
自分の不安を解消しようとしたのかもしれない。
まあ、実際はお腹がよじれて逆効果だったけどね笑。
誰に教わるともなく、そんな行動に出たということは、
もしかしたらそれは
生まれつき人間が持っている「術」なのかもしれないね。
明るさでもって人を癒して自分の不安を解消するという術。
長嶋茂雄のように、生まれつき(たぶん)
天真爛漫で、太陽のような人は、
自分が自然に振る舞うことによって、
周囲を明るくすることができるのだろうけど、
そんな人は稀有だと思うよ。
だからスーパースターなんだろうね。
凡人の僕たちには真似できないので、
凡人なりのやり方でチャレンジしていくしかない。
たかひろ少年はきっと、
母の病室に入るときに、「絶対笑わせる!」
というスイッチを押したんだと思う。
コツはね、強引にスイッチを押すことなんだ。
「押そうかなあ、どうしようかなあ」って考えてしまうと、
おおかた、押さない。
考えると、やらない方向に傾くように人間はできているからね。
だからもう、目をつぶって押す!
やっぱり、目の前の人が笑っていると嬉しいよね。
自分も幸せな氣分になれるよね。
周りのみんなも楽しくなって、八方円満だよね。
それ、簡単。スイッチ押すだけ。
へんてこダンスを踊るだけ笑。
要するに、カラ元気だせ!ってことだね。
わはははは(カラ笑い)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
多数の人に向けて文章を書く際には、
ペルソナを設定すると良いと聞いたので、
今日は「明るくなりたいと切望する18歳」のひとに
メールを送る感覚で書いてみました。
これは良い!スラスラ書ける。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追伸:へんてこダンスといえば、
伊丹十三監督『お葬式』の山崎努が圧倒的です。
お葬式のハウツービデオを見ながら
へんてこダンスを踊っています。
一見の価値アリ!
Takahiro Kimura(幼稚園児)
それでは良い一日を!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バックナンバーはこちら。 http://lastly-ex.com/bkn42581/tkdiary/
メールマガジンの登録・解除はこちらから。 https://maroon-ex.jp/fx42581/weYe26
■木村創作通信メルマガ https://maroon-ex.jp/fx42581/etYHyx
■木村タカヒロHP http://www.faceful.org/
■キムスネイクHP http://www.kimsnake.jp/
■木村創作教室HP http://flyingdragon.me/