木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
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2020/04/21(火) 14:30 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 780 観念と感情の関係性をぶったぎる | 143 |
2020年4月21日
こんにちは。木村タカヒロです。
良い天気!
昨日の続きです。
出来事に対して
それぞれの常識や価値観でもって
判断するまではいいのだが、
そこに感情がひっつくもんだから
キーッとなる。
そりゃ、出来事と感情はセットだから
しょうがないよね。
目の前で相手に「バーカ」って
言われたら「なんだこのやろう」って
なるよね。条件反射だね。
なんで反射的に頭にくるかというと、
当たり前だけど、
人に向かってバーカは失礼
という観念があるから。
だからキーッとなるのはしょうがない。
物を叩いたら音が鳴るのと同じで
反応だからね。
バーカとキーッはワンセット。
で、次にその反応(感情)を
また常識や価値観に当てはめて
判断、分析が始まる。
なぜ君は私に向かって
バーカと言う?
常識知らずなんじゃないか?
教養が足りないんじゃないか?
心が腐ってるんじゃないか?
もしかしてお前、バカか?
こんどは相手がキーッ!
みたいな(笑)
で、ここからが実験なんだけど、
バーカと言われてキーッ
まではしょうがない。
反応だからね。考える間もないから。
そこから先を変えてみる。
これまで慣れ親しんできた(?)
常識や価値観へのフィードバックを
いったんやめてみるという試み。
多くの場合、
単なる反応である感情を
正当化しようとしたり、
落ち着かせるために、
頭でいろいろ考える。
だって、心地よくないし、
早く解放されたいからね。
でも、何を拠り所に考えるかというと、
自分のこれまでの常識や価値観で考える。
つまり、バーカと言われて頭にきた、
その頭で考えることになる。
だからずっと堂々巡り。
なので、
原因である観念と
感情の関係性をぶったぎってみる
という実験。
キーッと感情が高ぶったら、
まずはその感覚を十分味わう。
いまワナワナしてんなあ、みたいに。
で、その次、
いつもだったら
バーカとはけしからん!
となるところを、
もしこれがバーカではなく、
バカ〜ンならどうだろう?
イヤ〜ンバカ〜ンだったら?
と想像してみる。
きっとこの人は
バカ〜ンと私に甘えたかったんだな、
不器用な人だからあんな言い方に
なったんだな。
なーんだ、かわいい人じゃん。
なんて。
ならないか(笑)
まあ実験なんでね、
ダメ元でやってみよう。
絵に関しても同じで、
手を動かす(描く)ことによって
出現した事象(絵)を
これまでの常識や価値観で判断せずに、
新しいものの見方をしてみる。
従来の上手下手の観点ではなく、
キレイってどういうこと?
おもしろいってどういうこと?
と改めて考えてみる。
絵の講座のなかで僕はよく、
原因(出来事)→反応(感情)
からのフィードバックを
ユーモアでもってガラッと変えてしまう
好例として
ダチョウ倶楽部上島のキスの話を
するのだけど、
ほとんどわかってもらえないです(笑)
「上島 キス」で検索したらあった(笑)
https://youtu.be/xIdaD8r8T5A
では良い一日を!
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