木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
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2020/04/24(金) 13:40 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 783 フリの効用(再掲) | 144 |
2020年4月24日
こんにちは。木村タカヒロです。
今日は書くことがないなあ。
ところで2年前の今日の日記は?
と気になり検索して読んでみたら
面白かったので(←毎度の自意識過剰)
再掲します。
クセになりそうです(笑)
テレビも再放送ばかりだし、
まいっか。(←こじつけ)
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2018年4月24日
おはようございます。木村タカヒロです。
なりたい自分をイメージしていると
いつかなりたい自分になれる、
なんて話をよく聞きますが、
もう自分がそうなってしまったフリをした瞬間に
本当にそうなることもあるようです。
自分の体験を思い出したので書くことにします。
小学3〜4年生の頃だったと思いますが、
僕はリコーダーがまったく吹けず、
音楽の時間がいつも苦痛でした。
いくら教科書を見ても、先生の説明を聞いても、
吹き方がまるで理解できないのです。
一人ずつ前に出て発表しなければならない時も、
他の生徒は皆、通しで演奏をしたうえで、
つまづいた箇所や、抑揚の良し悪しを
先生に講評してもらうのですが、
僕の場合は、まるで吹けないので、
「できません」 と言うしかありませんでした。
「なんでこんな訳の分からないことを
みんなはできるんだろう」
と不思議でなりませんでした。
ある日の朝、学校に行く支度をしながら、
「今日も音楽がある……」と憂鬱になって、
笛を手に持ちました。
いつもだったら「どうして出来ないんだ」
と考え込んでしまうのですが、
なぜかその時は、
「自分は笛が吹ける人間である。
今日は発表の日なので、最後にもう一度、
おさらいをしておこう」
と、出来るフリをしてみました。
すると、一発で吹けてしまったんです。
手が勝手に動いて自然に吹けたというより、
指の運びが一瞬で理解できたという感じ。
不思議な体験でした。
中学に上がり 、
先生から「お前はいつも猫背で姿勢が悪い」
と言われたときも、
「あ、自分は本当はいつも堂々と
胸を張っている人間だなんだ」
と思った瞬間から猫背はなおりました。
フリをするのはジャンルを問わず
有効だと知った僕は、
以来、女性に一目惚れをすると、
「あ、この人はもう僕の彼女なんだ」
なんてフリを何度かしてみましたが、
一度も実現しませんでした(悲)
やはり、よこしまなフリでは
ダメなようです(笑)
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