木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
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2020/07/05(日) 13:00 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 855 過去日記(2018)愛の渦、恋の渦 | 144 |
2020年7月5日
こんにちは。木村タカヒロです。
今日は渋谷で5ヶ月ぶりの快画塾です。
というわけで過去日記ですヨロシク!
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2018年7月5日
おはようございます。木村タカヒロです。
アマゾンプライムで映画「愛の渦」を観ました。
監督は、劇団ポツドールの主宰者・三浦大輔。
以前、新宿で舞台のほうを観劇したことがあり、
「三浦大輔おそるべし」と思ったので、
映画も興味があったのですが、
公開時は見逃していました。
舞台の衝撃はなかったけど、やはり面白かった。
門脇麦がよかったので調べてみたら、
山下達郎の歌をカバーしていた人だった。
(今日の一曲はこれにしよう)。
愛の渦がよかったので、
「恋の渦」も気になってしまい、鑑賞。
これもポツドール作品ですが、舞台は観ておらず、
監督が別の人であるものの、
原作・脚本が三浦大輔ということで、
公開時から気になっていました。
いやあ、改めて「三浦大輔おそるべし」
と唸りました。
愛の渦より面白かった。
男のバカさ加減を、よくぞここまで
リアルに、的確に、面白く
表現できるものだと、ただただ感心。
過剰な自己愛、哀れな自己憐憫、下衆な自尊心。
よく、女性は感情の生き物と言われますが、
僕は以前から、女性のほうが、
男よりも本質を見抜く力があると思っていました。
女性は直感で本質を見抜くのですが、
それを感情的に表現するので、
至極真っ当な主張をしているにもかかわらず、
バカな男にはなかなか伝わりません。
いっぽう、男は理論武装して
自分がいかに正しいかを主張しまくるのですが、
そもそも、その正しさというものが、
セコい自己愛、自己憐憫、自尊心に依拠しているので、
次第に追い詰められていきます。
そして最後はキレて怒鳴る。
そんなやりとりが、次から次へと、
これでもかと展開されます。
この映画、男は見ててツライんじゃないかな。
というか、僕はツラかった(笑)。
身に覚えがあるからね……。
女性はきっと
「うんうん、男ってそうだよね。バカだよね」
なんて笑いながら余裕で鑑賞するんだろうな。
おそるべし。
ラストシーンは、
「え、もしや?」と予想はしていたものの、
女性のしたたかさに背筋が凍りました。
同時に、その逞しさが美しさなんだと思いました。
というわけで本日の格言。
「女はか弱いなんてウソ!」
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■木村セレクト今日の一曲☆
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『REBORN』門脇麦
https://youtu.be/PzTT7z5DLho
くちびるが好きだ
楽しい休日を!
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