木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
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2020/07/12(日) 13:00 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 862 入れ子日記(2002/2018)代打木村37才 | 144 |
2020年7月12日
こんにちは。木村タカヒロです。
梅雨に入ってから
どうにも体がだるくて力が入らず
四六時中眠くてどうしようもない
という状態が続いていて
そういえばここ数年、
この時期はいつもこんな感じだなと思い出し、
同時に対処法も思い出した。
長ズボンを履いて寝る。
暑いからといって
短パン姿で寝ていたのが良くなかった。
昨年も長ズボンに変えてから復調した。
忘れないようにしよう。
というわけで(もないが)入れ子ですヨロシク!
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2018年7月12日
おはようございます。木村タカヒロです。
今日も2002年のメルマガより代打です。
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2002年8月10日
くそ暑いです、こんにちは、スキンヘッドの木村タカヒロです。
というオチにしたかったのですが、勇気がありませんでした。
坊ちゃん刈りです。
超暑苦しい長髪からついに解放されました。
人生色々。
自分のような凡人にだって色々と予期せぬことが襲来し、
ただぼおっと過ごしている訳にはいかず、
絵を描く時間もままならぬ2002年夏。
自分はこのままただただ絵のことだけを気にかけて過ごせばよし、
それが自分の生きる道、
なんて錯覚しちゃうくらい何も起こらぬ時もあった。
何も起こらぬ時には何もする気にはならないから何も起こらぬまま
ということ。
起こってしまうもんだから、対処しなきゃしょうがない。
考え込んだり、困ったり、体当たりしたり、逃げてみたり。
今年はそんな年。
個展の感想ノートに
「自分と闘ってるのですか?」と揶揄されたことがある。
きっと僕の顔面画を見て、
一人相撲で自己満足の気配を感じ、赤面したのだろう。
なんとも複雑な気持ちになった。
闘わなくてどうする、創作の根幹だろ、という反発と、
作者の稚拙な奮闘ぶりのみが目立ってしまうということは、
作品の質の悪さゆえ、という落胆。
クレバーな絵で理性を刺激したいとは思わない。無理だし。
僕はやはり、浅はかな理性と、生来の怠惰と、
エモーショナルな絵を描いていきたい。
しかし、闘うからには勝たなければいけない、と思う。
いや、勝たずとも、戦い終えたと自覚し、
あとくされなく自作から離れなければいけない。
そうして、作品自体に新しい、
独自のエネルギーが宿らなければ。
そこに闘いの痕跡はないし、
そこに作者はいない。
しかしながら、
じっと眺めるうちに、どんどん作品に吸い込まれ、
だんだんと時間を逆行し、
じんわりと作者の闘いが見えてくる。
のたうちまわる姿は、作品にではなく、
見る側の内に喚起させるようでなければいけない。
呑気な態度で絵を描きたくない。
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■木村セレクト今日の一曲☆
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『花の時・愛の時』前川清
https://youtu.be/ZkN69ENaER4
名曲!
良い一日を!
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