木村タカヒロ日記 バックナンバー
日時 | タイトル | 配信数 |
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2020/09/08(火) 13:30 | 【木村タカヒロ日記】Vol. 920 過去日記(2018)ホテルに移動 | 148 |
2020年9月8日
こんにちは。木村タカヒロです。
今日も過去日記ですヨロシク〜
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2018/09/08
朝目覚めたら、体がバキバキになっていました。二日間床に寝ただけでバキバキになるとは、やはり東京生まれのもやしっ子、もとい、もやしオヤジですね。もやしみたいに細くはないけど(悲)。こんばんは。木村タカヒロです。
避難所の神社は今晩もどうぞと言ってくれていたのですか、バキバキはガマンできても、このまま3日も風呂に入らずに明日飛行機に乗るのはイヤだなあと思い、ダメもとで検索順に札幌市内のホテルに電話をしてみたところ、10件目に部屋をゲットできました。
神社を出てチェックインまで時間があったので、市内を散策すると、街は地震前と同じ、何事もなかったかのように人が往来し、ブティックや飲食店も普通に営業していました。
昼近くなり空腹を感じたので何か食べようと思いテナントビルに入ると、ビュッフェラウンジの看板が目に入り、開店直後だったらしく、ぞろぞろと入店する人の流れに合流しました。
店のテーブルには、電気も水もない状況のなかで一体どうやって仕込んだのだろうと不思議に感じてしまうほど、手の込んだ多種多様な料理が並んでいました。
僕は大きな皿を取り、片っ端から食べ物を乗せて、貪るように食べました。タイムリミット90分のずっと手前で満腹になりましたが、それでもまだ食べようとしていました。結局入りませんでしたが。
二日前はペットボトルの水を買うのに一時間並び、食事もおにぎり一個、なんて状況下で過ごすうちに、飽食は悪、慎ましやかに生きるべし、などとアタマのなかで殊勝なことをほざいていた自分。舌の根も乾かぬうちにこのザマです。
二日間床に寝たくらいで、長期間避難所生活を余儀なくされている人たちの辛さを少しわかった気でいたことも、いまホテルのふわふわベッドでこれを書いてる時点でアウト。
自分を責めてるわけではないのですが、「パパ、お腹いっぱい食べられて良かったね。ホテル見つかった良かったね」とメッセージをくれる家族の優しさを愛おしみつつ、つい違う側面も考えてしまうんですね。習性ですかね。
それにしても、愛のパワーはすごいです。
言い古されたことを言うのもこっ恥ずかしいのですが、もともと一つだった宇宙意識が、個々の人間に別れたのは、たぶん愛を送り合うためなんじゃないか。バンバン愛を送り合うことで、宇宙意識がグングン高まっていくんじゃないか。
災害時には特に、そこかしこに強烈なラブビームが飛び交う。人は人の愛を受けることで生かされ、人に愛を送ることで生きられる。
手を貸す、語りかける、伝える、祈る。
愛の送り方はいろいろ。
全部届く。すごいパワー。
そんなことを思いました。
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良い一日を!
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